アフリカゾウを死においやっているのは誰だ?
ゾウの密猟と象牙取引を起こす犯罪組織の摘発プロジェクト
をご支援ください。
2011年2万5000頭、2012年2万2000頭、2013年も2万頭以上と、
3年間で7万頭以上のアフリカゾウが、象牙目的の密猟で殺されました。
ゾウやサイをはじめとするアフリカの大型野生動物たちの危機は、もはや極限に達しつつ
あるといっても過言ではありません。
JTEFはこれまでケニアの国立公園におけるアフリカゾウ密猟防止パトロールを支援してきました。
しかし、この止まらぬ危機を前にして、アフリカゾウ密猟防止活動の支援を
緊急に強化することにしました。
ポイントは、密猟を引き起こす象牙取引の深部に関わる犯罪ネットワークの
主要人物を摘発し、厳罰に処することです。
そのため、JTEFは今年の春から「ルサカ合意タスクフォース」(LATF)*と協議を重ね、
今回、緊急プロジェクト実施への支援を合意しました。
*LATF:コンゴ共和国、ケニア、レソト、リベリア、タンザニア、
ウガンダ、ザンビアで構成する、
対野生生物犯罪のための取締戦
略機関。本部はナイロビ(ケニア)にある。
緊急支援の内容
LATF参加国で特別に編成した取締チームが、東アフリカで最近発覚している
大量の象牙取引事件の背後にいる犯罪組織を洗い出し、その大物の摘発を試みます。
この取締チームの行動にかかる費用*のおよそ2分の1をJTEFが支援します。
*警察官の給与などは、彼らが所属する各国から当然支払われますが、このプロジェクトを実施
するためには、国境を越えた移動交通費その他の経費がかかります。
緊急支援額は、20万円(2,000米ドル)です。
8月31日まで受け付けさせていただきますので、ご支援よろしくお願いします!
2014.7 ゾウ保護基金 最新の活動報告はこちら