私たちが達成したこと_2023

2023年1月、山火事シーズンが始まる前(1月~5月)に臨時雇用される森林火災監視員30名に、バックパック、水筒、弁当箱、配給食糧を支給。

ワヤナッド森林火災監視員へバックパックなどを支給

56年ぶりに現れた24頭の野生ゾウの群れ。ゾウのいる暮らしへの記憶がない人々の間にパニックが。2022年12月、村人たちに働きかけ、8つの村を代表する4名からなる緊急対応チームを編成、ゾウを追い払うための懐中電灯を支給。チームは何回もゾウの群れを村から遠ざけ、農作物被害は最小限に。

働きかけの甲斐あって、国内象牙市場を閉鎖していない国(日本など)が関係した象牙の押収データの分析を実行するよう求める決定案が採択されました。この分析結果が出れば、「違法取引に関係していない」と主張する日本から象牙の違法輸出が頻発していることが明るみに。

左は、JTEFがCoP19に向けて公表したレポート。

自ら立ち上げた「象牙取引規制に関する有識者会議」から提言された象牙取引規制条例の検討に手を付けない東京都に対し、2023年5月、米国NGOのEIAとともに東京都政策企画局に行動を要請、東京都議会本会議における都知事に対する都議会議員による質問も実現しました。

2023年8月、横浜市の金沢動物園とよこはま動物園ズーラシアとのコラボで、各園1日ずつの2日間にわたる教育プログラム「ゾウ大使になろう」を実施しました。その成果は14枚のポスターになって、2園の一般来園者向けに展示。左は、ゾウ大使が来園者にメッセージを伝える展示パネルの1枚。