報告書:西表島の世界自然遺産登録から3年が経過して
https://www.jtef.jp/wp/wp-content/uploads/2024/05/Murata_yokoup-1.jpg 660 661 Japan Tiger Elephant Organization Japan Tiger Elephant Organization https://www.jtef.jp/wp/wp-content/uploads/2024/05/Murata_yokoup-1.jpgJTEFやまねこパトロールは、世界遺産・西表島の保護管理に関する進展と、この間新たに生じた問題について考察し、環境省・沖縄県・竹富町が実行すべきことを提言する報告書「西表島の世界遺産登録から3年が経過して-観光客入域規制の停滞と、遺産地域内における新たな観光ビジネスのための市場開放」を、世界遺産委員会のために世界自然遺産のモニターを行う世界自然保護連合(IUCN)に提出しました。
残念なことに、JTEFやまねこパトロールが見出したのは、観光客入域規制の停滞と、島の遺産地域内での新たな観光ビジネスのための市場開放の動きでした。
2021年7月26日、世界遺産委員会が、西表島ほかを世界自然遺産登録リストに記載するとした決定の中で、締約国=日本に対し、世界遺産地域の保護および管理を改善するための緊急措置をとることを勧告しました。それから今日までの間に、約3年が経過しています。2024年7月21~31日にはデリー(インド)にて、第46回世界遺産委員会が開催される予定です。