寄付金は、実施する意義の大きい支援プログラムのために使います。
○野生生物保全についての考え方にそくしたプログラムを行ないます。○支援プログラムは、実際に保全の効果が見込めるものとします。
例:生息地を管理する行政機関や地域住民の理解・協力を組み込んだプログラム
○指標とする野生生物(たとえばトラ)の全体から見ても重要といえる生息地に支援します。
例:トラの生息地が各生息国で消滅しつつ中で、まとまりのある森林が残されている中央インド
○JTEF自身で行なう必要がある、と考えられるものに支援します。
例:有名でない、辺境にあるなど様々な事情で先行的な保護活動があまり行なわれておらず、より大きな国際団体などが手をさしのべていないが、重要な生息地である場合
例:他の団体などの支援を待てない緊急性がある場合
寄付金は、確実に支援プログラムのために使います。
○支援プログラムは、現地の協働パートナーの意見を尊重しながら密なコミュニケーションをとり、共同作業で計画、さらに実施状況を継続的に確かめ合います。
○JTEFへの寄付者に対し、寄付金の使途やプログラムの実施状況について十分な情報が提供できるよう、現地視察を含めた現地からの情報収集を重視します。
○可能な限り管理費を切り詰め、寄付金が事業費(支援プログラムや国内における政策提言や普及啓発活動)に回るようにします。
例:事務局に常駐するのは、有給常勤職員2名の他、無給の理事長、事務局長理事ですが、経験豊富で有能な20名以上のボランティア・スタッフが、それぞれの得意分野で、チャリティーイベントの企画、財務、広報、地方での普及啓発、外国語翻訳などを担っています。
○JTEFの収支は、NPO法人全体としてはもちろん、トラ、ゾウ、イリオモテヤマネコごとに、詳細な年次報告を行ないます。