象牙消費による脅威からゾウを救うために
2009年3月~5月、アフリカやアジアで象牙の密輸事件が多発、把握できるだけでもアフリカゾウ約1,600頭分に当たる象牙がアジアを中心とした国々で押収されました。摘発、押収される象牙は氷山の一角なので、実質は1万頭分以上になる可能性もあります(発覚率が15%と仮定)。
一方、2009年5月末、アフリカから計39トンの象牙が東京港に上陸したことが報じられました。日本政府と象牙業界の強い要望もあってワシントン条約が10年ぶりに一度限りで認めた合法的な輸入です。日本では、象牙印鑑の消費の拡大が見込まれています。
象牙の消費需要が拡大すれば、より安く品質のよい密猟象牙に違法業者が群がります。そうなればゾウの密猟・違法な象牙取引にますます拍車がかかるでしょう。密猟象牙はゾウを殺して奪われたものです。ゾウの運命のかなりの部分をわたしたち消費者が握っているといえます。
「買わなければ殺されない。」
■私たちができること
■身のまわりで
・象牙印鑑など、象牙でできた製品を買わない
・周囲の人に象牙問題を伝える
■もう少し広く
・寄付をしてJTEFのキャンペーンを支える
・Tシャツを着て象牙問題をサイレント・アピール!
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