活動紹介

イリオモテヤマネコ保護基金 ―絶滅の危機からイリオモテヤマネコを守るために―

やまねこパトロール


JTEFイリオモテヤマネコ保護基金の「やまねこパトロールについて」

やまねこパトロール

イリオモテヤマネコなどが路上にいても避けたり止まったりできる法定速度をドライバーに守ってもらうことが目的です。イリオモテヤマネコの交通事故死ゼロを目指します。 「やまねこパトロール」は、奇跡の存在と言われているイリオモテヤマネコと人間が、小さな西表島で共に暮らしていくための一つの試みです。「スピードを出さない」という小さな配慮が、野生のいのちを救うことにつながります。この活動は、2011年7~8月に開始して以来、実施を続けています。

イリオモテヤマネコの交通事故

5月14日、2013年に入って初めての交通事故死が確認されました。
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また、2010年は、記録に残る中でもっとも交通事故の多い年となり、6頭のイリオモテヤマネコが犠牲になっています。「たった6頭」ではありません。100頭ほどしか生息していないイリオモテヤマネコの死は、大変なダメージになりかねません。

現在、西表島では東部の豊原と西部の白浜を結ぶ県道を拡幅、直線化する大改修が進行中です。沖縄県では環境省などの助言を受けながら、イリオモテヤマネコの交通事故防止対策を組み込んではいます(道路の下にトンネル状の道路を設置するなど)。しかし、大改修の結果、自動車が高速で走るようになれば、それだけ事故に遭う可能性は今よりもっと高くなります。

パトロール開始!

そこで、JTEFでは西表島の方たちとタッグを組み、イリオモテヤマネコや他の野生生物が交通事故に遭わないように、パトロールを開始することにしました。

日が落ちる頃から3時間、パトロール車を時速20キロ程度で走らせます。イリオモテヤマネコ保護のためにも法定速度(時速40キロ)を守ることの大切さを理解し、実行してもらうことが目的です。

やまねこパトロール

やまねこパトロール

★やまねこパトロールの最新情報は、facebooktwitterで随時更新しています。

> 2012年冬のやまねこパトロールをみる

> 2012年夏のやまねこパトロールをみる

> 2011年のやまねこパトロールをみる

ご協力をお願いします

パトロールのためにはいろいろな装備が必要となります。イリオモテヤマネコを守るために、ぜひご協力をお願いいたします。

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